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【大学生】3ステップでできる!時間割作成

夏休みの終わりが近づいてきていますね。

 

新しい学期が始まるということは、新しい時間割を作らないといけませんね。

 

どのように進めれば良いか分からず困っていませんか?

 

前よりも上手く時間割を作りたいと思っていませんか?

 

今回は時間割作成3ステップをご紹介します。

なお大学によって授業のシステムが異なるので、この方法が完璧ではないことを留意してください。

 

 

目次

用意するもの

3ステップに入る前に次のものを用意してください。

  • 時間割を記録するもの(エクセル、紙切れ)
  • シラバス
  • 必修科目と卒上要件が確認できるもの

 

これらが用意できたら早速時間割を作っていきましょう。

 

今回は例として下の表を使って時間割を作成していきます。

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時間割作成の3ステップ

 

ステップ① 上限単位数と必修科目を調べる

 

その学期で取得できる単位の上限と必修科目を調べる。

最初に絶対に取るべき授業を最初に確認したうえで、それ以外の時間に取る授業を決めていきます。

また上限単位数が分からなければ自由に取れる授業の数を把握することができないので、上限単位数を知ることが大切です。

 

(例)

仮に上限単位数が10で教養哲学(金曜2時間目、単位数2)と法学入門(月曜1,2時間目、単位数4)が必修科目としましょう。

この段階での時間割はこのようになります。

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左上の6/10は上限単位数10のうち6単位がうまっているという意味です。 (新しく書き加えた部分はわかりやすいように黄色で線が引いてあります。)

 

 

ステップ② 卒業要件を確認+卒業に必要な授業を取る

 

次に卒業要件を確認して卒業に必要な授業を取ります。

卒業要件に応じて、必修科目ではなくても受講しなくてはいけない授業があります。

例えば、専門科目に区分されている授業を最低でも20単位取得する必要があるとします。卒業に必要な単位数を取得していてもこの条件を満たしていない場合、卒業することができません。

このような事態を避けるため時間割作成の度に卒業要件を確認します。そして要件を満たせるように授業を選んでいきます。

 

(例)

卒業要件が基礎科目の6単位取得と仮定します。

この要件を満たすために今学期は2単位の基礎科目の授業を1つ受講することにしました。

すると時間割は次のようになります。

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ステップ③ 余った単位分の授業を選ぶ。

 

ステップ②まで時間割作成が進みまだ単位に余裕がある場合は、さらに授業を選んでいきます。

あなたが所謂フル単(上限単位数いっぱいいっぱいまで単位を取得する)つもりがないならばステップ②終了時点であなたの時間割は完成です。

しかしここではフル単を目指します。

必修科目と卒業要件に沿って選んだ授業以外はもうすでに時間割に組み込んで状態なので、このステップでは自分の興味関心のみに従って授業を選びます。

他学部の面白そうな授業や趣味に通ずる授業を受講するのも面白いと思います。

 

(例)

もし趣味のヨガの授業を選ぶと場合、時間割はこのようになります。

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授業選びのポイント

ここまで時間割を作る手順を説明してきましたが、個々の授業を選ぶ上でいくつかポイントがあります。

良い成績を取りたい人や中だるみを防ぎたい人、とにかく楽な授業を取りたい人など様々な人に気をつけてもらいたいポイントです。

 

「思っていた授業と違う」となる原因の多くはシラバスをあまり読んでいないことです。

科目名だけを見て授業の内容を確認していないと、想像と違う授業だということは十分に起こり得ます。

また大学の授業は連続的です。

別授業の受講が前提になっていることがあります。

それを知らずに受講すると授業についていけなくて大変な思いをするかもしれません。

 

  • 自分に合った評価方法か確認する

シラバスを読むことに関連して、シラバスで評価方法を確認しましょう。

自分が得意なことに評価の比重が大きいものを選ぶことで、より簡単に良い成績を取ることができます。

ディスカッションが苦手でレポートなどが得意ならば、レポートのみで成績が付くものを選ぶと良い成績が取れるかもしれません。

 

  • 勉強する必要があるものよりも興味があるものを優先して選ぶ。

できるだけ自分の興味・関心に素直に従いましょう。

必修科目や卒業要件、世の中で必要とされているスキルなど、興味・関心ばかり優先してられないことは事実です。

しかし必要なことばかりに囚われて本当に興味があることを犠牲にしすぎると、楽しくなくて時には辛いと感じてしまうかもしれません。意欲が湧かず、中だるみに陥りやすくなります。

だから時間割作成手順のステップ③可能ならばステップ②でも可能な限り自分の好きなことを追求してください。

ひょっとすると好奇心から取った授業があなたの人生に思わぬ影響を与えるかもしれません。(小話:スティーブ・ジョブズスタンフォード大学の卒業式でした有名なスピーチでは、カリグラフィーのクラスが与えた影響が語られています。)

 

まとめ

時間割を作成するための3ステップを説明しました。

 

ステップ① 上限単位数と必修科目を調べる

ステップ② 卒業要件を確認+卒業に必要な授業を取る

ステップ③ 余った単位分の授業を選ぶ。

 

3ステップ加えて、授業選びのポイントも紹介しました。

  • シラバスを熟読する。
  • 自分に合った評価方法か確認する
  • 勉強する必要があるものよりも興味があるものを優先して選ぶ。

 

時間割作成は少し時間がかかりますが、この段階で手間をかけることで学期中の充実度を上げてくれます。

 

時間割作成に手間取っている方やより良い時間割を目指す方は是非この記事を参考にしてみてください。